これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

1つのプロジェクト期間でみるか、複数のプロジェクト期間でみるか

短期的な視点、つまり1つのプロジェクト期間での視点だけだと

  • ユーザーに価値のあるシステムを提供する
  • 会社に利益をもたらす

  • QoELを高める

は相反してしまう。ユーザーと会社とプロジェクトの力関係は、
ユーザー >> 会社 >>>>>>>> 超えられない壁 >>>>>>>> プロジェクト
である。だから、ユーザーの利益のために変更要望をガンガン受け入れて、なおかつコストを増やさないために既存のメンバーに鞭を打つ(当然サービス残業)ってな事態になりやすい。で、この場合、ユーザーと会社がwinで、プロジェクトメンバーはloseなので、ユーザーと会社にとって事態(プロジェクトの状況)を解決しようとする経済的な動機はない。絶望したプロジェクトメンバーは、次第にプロジェクトを去っていく。
そこで中長期的な視点ですよ。複数のプロジェクト期間の視点でみると、プロジェクトメンバーが去ることで暗黙知が失われ、それが次第にシステムを劣化させ、ちょっとの保守作業にも多大なコストがかかったり、欠陥が増えたりしてくることが分る。ユーザーも会社も、実は損をしてるんじゃないかと気づきはじめる。よって、システムから継続的に価値を得るために、ユーザーはプロジェクトに継続していて欲しいと思うようになる。ユーザーを満足させて継続的にお仕事を貰うために、会社もプロジェクトに継続していて欲しいと思うようになる。そうするとユーザーと会社も、QoELを高めることに目を向けざるを得なくなる。その方が中長期的に得であることに気づくから。かくしてwin-win-winな関係ができあがるのである。めでたしめでたし。

と言ってみるテスト。