
ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002)
- 作者: 荒井玲子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/01/19
- メディア: 新書
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以下のチェックリストをやってみよう
- 質問は、確認型で行う(〜ですよね?・確認しますが、〜ですよね?)
- 日本語は曖昧だと思う
- 研修は実務の役に立たない
- 自分より勤続年数の少ない技術者、年下の技術者に教えを乞うのは嫌だ
- 仕事は言われたこと、言われた部分をすぐ行う
- 仕事は、まずやり方から考える
- 業務に関係ない技術を学ぶ必要はない
- 正しい設計は一つである
- マニュアルに従って仕事をすれば、間違いがない
- マニュアルはバカらしいものだから、必要ない
- 仕事は、誰かが与えてくれるものだ
- 会社に来るのが仕事である
- 人に説明するのは苦手だ
- 自分たちの業務(または関係してるシステム)は、特殊だと思う
- わからないのは悪いことだ
以上のうち、当てはまるものが多いほど、
技術者として伸びない要素が高いらしい。
その伸びない原因を分類すると、
- プライド : 1, 2, 4, 13, 14, 15
- 解決策偏重 : 3, 5, 6, 7, 9, 10
- 正解は一つ主義 : 8, 9
- 受け身 : 5, 7, 9, 11, 12
- 階級闘争 : 4
となるらしい。
で、これによると、私の場合は伸びない要因として
「プライド」があるらしいです。
同書を読み進めると、プライドが原因で伸びない人は、
「他人から、どう思われるか」を気にするらしい。
分からないことを素直に分からないと言えず、
妙に意地をはったり、体裁を取り繕ったりするっぽい。
結果、スキルアップの機会を失ってしまう、と。
人から「できない人」と思われるのが怖いのです。
身に覚えがあるなぁ。
そんなオイラみたいな人は、
自分の中に理想の自分を作って、
その理想の自分にどう思われるかを気にしましょう、
とアドバイスが書いてあります。
何かできないことにぶつかった時、
「こんなの自分らしくない。カッコ悪い。」
と思って、必死に努力じゃ。
自分に取り繕っても、仕方ないしね!