これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

で、次の行動は?

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法

GTD本、読了。
印象に残ったのは「で、次の行動は?」かな。
GTDは「行動」をマネジメントするためのMethodだ。
タスクや物事ではなく、行動。
こいつが重要なんだ。
そう思えるようになってきた。

タスクリストの場合

リストをみて、あるタスクを達成したいと考えた時、どうするだろう?
例えば、そのタスクが「機能XXXの画面設計書を作成する」だったとしよう。
とるべき行動は、
「WordやExcelを起動して設計書を書くこと」だろうか、
「設計書を書くのに必要な資料をAさんから貰うこと」だろうか、
あるいは
「画面YYYの実現方式についてプロジェクトメンバーと議論すること」だろうか。
リストにタスクしか載ってない場合、その場で次の行動を考えなければならない。
そんなタスクがいくつもリストに載っていると、知らず知らずに脳に負担をかけることになる。
目の前のクリエイティブな作業に集中しているつもりでも、
こういった瑣末なことに脳の一部が割かれてしまう。
本当は、もっと脳のフルパワーを画面設計に使えた方がいいのだ。

行動リストの場合

そこには「実際にどう動けばいいか」が書いてある。
いちいち、とるべき行動を考える必要はない。
で、リスト通りに行動すれば、確実に物事が前に進むのである。


行動は、リストを作成する時に考える。
タスクを整理してリストに落とし込む際、
タスクを達成するための「次の行動」へ変換するのだ。
これを著者は、「フロントエンドで処理する」と表現している。
フロントエンド(先立って事前に)で処理しておくことで、
実際にタスクそのものを処理(行動)している最中は、
そのこと(行動)だけに集中できる。
頭をクリアにして、目の前の作業に没頭できる。
これがクリエイティブ性を高め、作業の効率を上げることに繋がる。


瑣末なことはフロントエンドで処理をして、無用な脳の負担を下げる。
そして、重要なことに脳の力を発揮し、クリエイティブで効率的な仕事をしよう。