
- 作者: WEB+DB PRESS編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/06/22
- メディア: 大型本
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構造化プログラミングの特集記事。
第1章にて、構造化で重要なのは
- 基本3構造(順次、分岐、反復)
- 段階的詳細化
である、と。
で、2つ目の段階的詳細化について、
ちょっと突っ込んだ話が載ってます。
さて。
この記事を読み終えた後に、
今まで自分の周りに転がっていたプログラムを思い起こす。
1つ目の基本3構造なんてのは、
今時のプログラム言語を使っていれば、
まぁ、知らないうちに使ってるよなー、と。
でも2つ目の段階的詳細化は・・・。
凝集度や結合度をちゃんと意識しているどころか、
サブルーチン化すらしていないコードがごろごろしてて、
Σ(゚д゚lll)ガーン
となったことがしばしば。
オブジェクト指向だとか、
テストファーストだとかいう前に、
こういうプログラマとしての基礎的なことを身につけないとね、と。
そう思う一方、
そういったことをやろうと思えばやれるにも関わらず、
やらない人達もいるな、と。
めんどくさいから、あるいは時間がないからなんて理由で、
(本当はちゃんとやった方が、結果的に手間も時間もかからないんだけど)
ベタベタと処理を羅列した1000行を超えるような関数が
生み出されていったりする。
技術を身につける一方で、
その技術をちゃんと使うためのモラルと雰囲気、
そんなのがプロジェクトには必要なのかな、と。