今日、社内で部内のメンバーを全員集めて、
今年度のこれまでの取り組みについて振り返りをしよう、
ということになりました。
以前、オブジェクト倶楽部でファシリテーションについて知って、
勉強会で試したことがあったので、私が進行役。
以下、30名規模でディスカッションを進めるにあたっての、
自分なりのポイントを整理。
議論に適したサイズ
30名を6名×5グループに分けて、グループ内で議論。
30名と6名では、場の固さが全然違います。
30名の前で発言できない人も、6名の前ならできる。
座席の配置も、なるべく6名が向かい合うようにする。
強制的で平等な発言機会と喋り易い雰囲気
議論の進め方は、基本的に以下のようにしました。
- 議論のテーマを提示
- テーマについて思うことを一人30秒で、グループ内に意見を述べてもらう
- グループ内の全員が発言し終わった後、みんなで議論に入る
ポイントは2番目です。
「強制的に喋る」機会を作ることで、
「強制的に一歩目を踏み出す」ようにする。
とは言え、ドキドキしながら一歩目を踏み出したのに、
そこで否定されまくっては逆効果。
そこで、具体的な議論に入る前に、アイスブレークとして
話し易く、かつ、否定されにくい内容で体験してもらう。
議論の進め方
今回のディスカッションでは、
大きく分けて2つのテーマについて議論してもらいました。
1つ目のテーマについて議論する時は、
ある程度進め方を決めてしまいます。
みんな慣れてないので。
逆に2つ目のテーマの時には、
みんな慣れてきてるし、場の雰囲気も柔らかくなっているので、
大まかな時間の枠だけ決めて、比較的自由に議論。
全体で共有する
グループ内の議論は、グループ内だけに留めず、全体で共有します。
議論が終わったら、一旦、グループごとの結論を発表してもらいました。
雰囲気重要
ゆるゆる感と強制感の共存。
ファシリテータの雰囲気そのものが、その場の雰囲気になります。
難しいなと思った点
始まってしばらくすると、
議論が停滞するグループがあった。
強制的な発言から能動的な議論へ移行する時に、
みんなの戸惑いを感じた。
間にワンクッションおくといいのかも。
イメージ的には、強制→ゆるやかな強制→自由発言かなぁ。