これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

ビジョナリーカンパニー 一貫性

これで最後。
基本理念を組織のすみずみにまで浸透させるためには、
様々な面において「一貫性」を保つ必要がある。

「一貫性」とは、"基本理念"と"目標とする進歩"のために、
会社の動きすべての部分が協力し合っていることを意味する。


一貫性を貫くための指針。

全体像を描く

基本理念を維持し、進歩を促すために、
ひとつの制度、ひとつの戦略、ひとつの戦術、
ひとつの仕組み、ひとつの文化規範、ひとつの象徴的な動き、
CEOの1回の発言に頼ったりはしないこと。
重要なのは、これら全てを繰り返すことである。

圧倒的な数のメッセージを組織の随所において投げ続ける。
そして、そのメッセージには一貫性があること。
どんなささいなことにでも、一貫性を保つように気を配る。
数多くの事実を組み合わせたとき、
基本理念に沿った、一貫した姿が見えてくるように。
神は細部に宿るのだ。

小さなことにこだわる

従業員は小さなことも見逃さない。
従業員はビジョンを信じたいと思っている。
しかし、ささいな点に言行不一致があると、それを見逃さない。
従業員に強い印象を与え、
かつ、力強いシグナルを送るのは、
ごく小さなことであり、この点に細心の注意を払うべし。

下手な鉄砲ではなく、集中砲火を浴びせる

それぞれがお互いに強化し合い、
全体として強力な連続パンチになるように、
仕組みやプロセスを一つの的に集中させる。

流行に逆らっても、自分自身の流れに従う

「これが良い方法なのか」ではなく、
「この方法は当社にあっているのか。
当社の基本理念にあっているのか。」を大切にする。

矛盾をなくす

戦略が基本理念と矛盾しているのなら、戦略を変える。
組織構造が進歩への妨げになっているのなら、組織構造を変える。
報奨制度が基本理念と矛盾しているのであれば、報奨制度を変える。
ビジョナリーカンパニーで変えてはならない聖域は、
基本理念だけであることを忘れてはならない。

基本理念との一貫性がとれていなかったり、
進歩を妨げているような「不適切なもの」は排除する。

一般的な原則を維持しながら、新しい方法を編み出す

基本理念があること。
進歩への意欲を常に維持すること。
基本理念を維持し、進歩を促すために、全てに一貫性を持たせること。
この3点が、ビジョナリーカンパニーとそれ以外を隔てる要因だ。
これらは維持しなくてはならない。
が、しかし、それらを維持するための具体的な方法は、
間違いなく変化し、進歩していくだろうし、進歩させるべきだ。


以上でビジョナリーカンパニーのまとめメモ終わり。
長かった。
そしてビジョナリーカンパニー2が待っている・・・と。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

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