これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

"Social Change starts with YOU"について語ってみた

先月いっぱいで3年間いたプロジェクトを離れた。前にも触れたことはあるが、このチームは朝会の度に、持ち回りでちょっとした小話をすることになっている。で、先週の金曜日は最終日ということで、私の番にしてもらった。話した内容は"Social Change starts with YOU"だ。去年、最も私の胸に突き刺さったこの言葉を、自分の口で自分の言葉で語ってみたかったのだ。で、それを思い出しながら、今度はBlogに書き綴ってみたい。

心はどこにある?

週刊少年ジャンプBLEACHという漫画が連載されている。先週号だったかと思うが、「心」とはどこにあるのか?という趣旨の問いが載っていた。作中では、心とは人と人のちょうど間に存在するのだ、となっていた気がする*1。私の語りたい"Social Change starts with YOU"に似てるな、と思った。

「心」は人と人の間にある。では、「世界」はどこにあるのだろうか?世界は種々の物理的な要素により構成されている。でも、だ。あなたの認識する世界、つまり「あなたが世界だと思っているもの」は、実はあなたが認識している「世界との関係」なんだ。

私たちvs問題

いきなり世界なんて言うとイメージがつかないので、もうちょっと身近な例にしてみたい。あるところにAさんとBさんがいました。Aさんは、とあることに関してBさんに問題があると考えています。が、しかし。正確に言うと、Aさんは「Aさんの認識するBさん」に対して問題があると考えているわけで。つまり、これはAさんとBさんの「関係」の中で発生した問題なのだ。だから、Aさんは「Bさんの問題」と思ってるかもしれないが、実は「AさんとBさんの問題」なのである。

これをプロジェクトへ拡げてみたい。メンバーのみんなが「あの人」に問題があると思っていたとしても、それはプロジェクトという「関係」の中で発生した問題なのである。だから、問題をだれか一人のせいにするよりも、プロジェクトの問題として捉えてみるといい。その方が、きっと問題を解決できる可能性が高まる。「私たちvsあなた」から「私たちvs問題」へ。問題は「私たち」が解決するのだ。

世界の変化はあなたから

さて、「世界」の話に戻りたい。世界とは、あなたが認識する「世界との関係」だ。であれば、あなたの世界に対する認識を変えることは、世界を変えることと同じだ。変わった認識の元、更に行動を変えていけば、今度は世界(友人、同僚、会社、社会、etc)があなたへの認識を変えていくだろう。そうなった時、最早、世界は以前の世界ではない。世界の変化は「あなた」から始まるのだ。

*1:<引用>俺とお前がふれ合うとき、心は初めて俺達の間に生まれるんだよ。心は体の中には無え。何かを考えるとき、誰かを想うとき、そこに心が生まれるんだ