これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

重要な2割の仕事を見極めるには

で、だ。
最も重要な2割の仕事を優先しろとは言ったものの、それをどう見極めるんですか、と。思うに、2つほどある。

その1 時間の流れを意識する

いま現在だけを考えるのではなく、その先の未来に思いを馳せましょう。この仕事をやることで、あるいはこの仕事をやらないことで、未来はどうなるのでしょう・・・と。面白いのは、どのくらい先の未来を考えるかで、判断結果が変わることかな。
例えば、いま現在のプロジェクトを成功させることを考えるのと、自分が居なくなっても上手くプロジェクトが回ることを考えるのでは、やるべきことが違って見える。今年度の売上を考えるのと、5年後の売上を考えるのでは、やるべきことが違って見える。そんな感じ。
まぁ、やっぱ中長期的な目標って必要なんじゃあるまいか。ゆえにGTDには4万フィート(3〜5年後の目標)だの、5万フィート(人生の目標)だのってのがあるわけで。とはいえ、短期的なものは無視しろというわけではなく。だって、足下がぐらついちゃいますから。バランスだ。いま優先するのはこれなんだ!って判断することが大切なんだ。

その2 ひとつ上の視点を持つ

自分の上司や所属組織のことを考えて仕事を選択すると、ちょっと仕事の質が違ってくる。
もし、あなたがソフトウェア開発プロジェクトのメンバーだとして、あなたなりに良かれと思って選択した仕事でも、プロジェクトリーダーの視点から見ると実は違うのかもしれない。プロジェクトリーダーの視点は、どうすればプロジェクトがより上手く回るか、という視点だ。あなたの選んだ仕事は、あなたが思ってるほどプロジェクトに貢献するものではないかもしれない。プロジェクトリーダーの視点を想像して、仕事を選択した方がいいのだ。分からなかったり、どうもずれてるなと感じた時は、遠慮せずに聞きましょう。「私がどう動けば助かりますか?」って。「こんだけ仕事があるんですけど、どれを優先したらいいっすかね?」って。
もちろん、これはプロジェクトメンバーにだけ当てはまる話ではなく、リーダーであれば所属部署や顧客の視点が必要だし、部門長であれば経営者の視点が必要。一つ上の視点を皆が持てれば、自然と全体最適化されて、組織の体質も良くなってくるのでわなかろーか。