これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

業務システムの価値をうだうだと考える

業務をIT化することの価値の1つは、どんだけコスト削減できるかであろうと思う。
ある業務をシステム化するということは、その業務をコンピュータを使って効率化したいってことで、それはつまり、コスト削減効果を期待しているわけだ。
んだから、この場合、システムがユーザーにもたらすことができる価値の上限というのは、元々その業務にかかっていたコストになる。システムの作り手として、どれだけシステムの価値を高められるかというのは、そのコスト削減の上限にどれだけ近づけるか、ということになる。


で、だ。逆に考えると、要件定義を始めた段階で既に、そのコスト削減の上限が「超えられない壁」として存在していることになる。これを超えようとするならば、さらに上を見なければならない。業務それ自体をデザインするという領域に踏み込んでいかなければならない。
業務をデザインするというところまで視点をあげると、もっと幅広いITの価値が見えてきそうな気がする。ITを利用することで、これまで不可能であったことが可能になるケースも多々あるわけで。ITによって情報の流通に対する物理的・時間的制約が小さくなった現在、それを織り込んで業務デザインをすれば、ユーザー側のイノベーションのキッカケになるのかもしれん。
んまー、とにもかくにも、もっと上流へ踏み込んでいかないと、「単なるコスト削減の道具」としてのITを超えられないんだろうな。いや、コスト削減でも十分に価値はあるんだろうけど。