これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

パッシブに聞くか、アクティブに聞くか

先週の土曜日、ORIGAというアーティストのライブに行ってきた。ORIGAというのはロシア出身の女性シンガーで、私が出会ったのは攻殻機動隊のオープニングソング*1。この曲はライブで歌わなかったので、それが残念ではあったのだけど、それでも十分に楽しめました。なんか、もう、圧倒されたね。声が綺麗だし、声量もあるし。CDとあんま変わらないし(ライブになると急に下手になる人たちがいる)。
で、これは前振り。
ライブ終盤の出来事でした。ORIGAがアンコール用に用意してくれた楽曲を歌ったとき、一人の外国人のねーちゃんがスタンディングオベーション。それに何人かも釣られる。が、しかし。そこで終わり。正直、立って拍手する彼らは浮いてました。俺、立てなかったですわ。立ちたかったんだけど、空気を読んでしまった。これがちょっと悔しくてですね。曲終盤で再度機会があったので、そこでは立ちましたよ。周りを見ると、俺らが座ってた側はさっきより多くの人が立ってた。反対側をみると皆座ってた。まぁ、空気読むとその選択なんだよね。立つ立たないは個人の自由だしね。うん。
で、これも前振り。なげーよ。
何か思ったんですよ。空気読んで立てなかった俺よりも、最初に立った外国人のねーちゃんの方が、「この場の楽しみ方」を知ってるなぁ、と。もちろん、どう楽しむかなんて個人の自由だし、そもそもスタンディングオベーションしたくなるほど感動しなかった人たちもいるのかもしれない。ただ、まぁ、もっとたくさんの人が立って、一緒に盛り上がったら、もっと楽しかっただろうなぁ、と。もっと感動が大きくなったんだろうなぁ、と。ライブってアーティスト側だけが頑張るものじゃなくて、観客も一緒になってその「場」を作り上げていくもんなんだなぁ、と思った。
で、これも前振り。いいかげんにしろと。
んで、プレゼントとか講演なんかも同じじゃないかと。例えば、プレゼン。プレゼンターが場を盛り上げるべく「笑うポイント」を設けるのは、よくあること。で、いざそれを披露してみるとシーンとなってしまうのも、よくあること。これがね、つまらんですよ。いや、ネタが寒いとかあるかもしれんけど、そこはそれ。芸人じゃないから、ちょっと笑ってみてみいいんじゃない?みたいな。無理やり笑えというわけじゃないけど、ちょっとだけ感情を暖気運転してから聞いておけば、結構自然に笑えたりするように思う。
んで、笑って欲しいところで笑ってもらえれば、プレゼンしてる方ものってくる。プレゼンという「場」がより楽しいものになると思うんだな。プレゼンを聞くだけというパッシブな姿勢よりも、一緒にこのプレゼンの場を作り上げていこうというアクティブな姿勢の方が、結果的に得られるものの質もよくなるんじゃなからうか。
うむ、なんとかタイトルまで持っていけたな。やれやれ。


#今回の経験で、Dave Thomas@Ruby Kaigi2007のプレゼンでスタンディングオベーションがおきたって、どんだけすげーんだ、と思ってしまった。

*1:菅野ようことORIGAの組み合わせは最強だと思う