これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

先週の読書履歴

4冊。

決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)


再び羽生善治。どんな世界でも、そこで第一人者と言われる人達の話は大変参考になるものですね。内容的には、先週紹介した本とかぶっているところも多いのだけど、それでも面白い。なかでも印象に残った箇所を引用しておこうと思う。

将棋だけに限らない。ビジネスや、広く人間関係においても、気持ちの差は大きいのではないだろうか。同じ物事を進めるにも、Aがやるとスムーズにいくのに、Bがやると上手くいかないことがある。AとBの仲間の格付けや、信用の後押しの違いが大きいはずだ。そのためにも、日頃から実力を磨き、周りからの信用を勝ち取ることは、物事を推し進めるために大切なことだと考えている。

いざとなったらやれる、ではダメなんですよね。いざという時にやれるかどうか、つまり成果を出せるどうかというのは、日々の積み重ねにかかっているわけだ。未来の成果は今日の行動の延長線上にある。今日やってないなら、未来でも、いざというときにも何もできない。

決断とリスクはワンセットである。日本の社会は、同質社会ということもあって、このバランスが悪いと思う。リスクを負わない人がいる一方で、リスクだけ負わされている人がいる。決断を下さない方が減点がないから決断を下せる人が生まれてこないのではないか。目標があってこその決断である。自己責任という言葉を最近よく聞くが、リスクを背負って決断を下す人が育たないと、社会も企業も現状の打破には繋がらないであろう。

うん。これはとてもスッと入ってくる文章でした。何かを決める、そして他方を断つ。それが決断であるけど、それをするのはとても勇気がいる。リスクをとる勇気って大切。それがやりたいことであれば、尚更。

置かれている状況がその人にとって乗り越えられるか、乗り越えられないかの瀬戸際のときに感じるのがプレッシャーなのだ。簡単に、楽々と乗り越えられるハードルであれば、ほとんど感じないはずだ。プレッシャーを感じるのは、自分自身がそのレベルに到達していないから。

逆にいうと、プレッシャーのかからない状況で仕事をしても、さして成長はしないということでもある。

パソコンは、ここから先はこんな手がある、とは教えてくれない。何事であれ、最終的には自力で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。パソコンで勉強したからといって、将棋が強くなるとはいえないのだ。
今は、大半の棋士がパソコンを持っているので、情報力は一緒だ。そこで、情報を処理、判断して、いかに新しいアイデアを出せるかが勝負になっている。

検索で色んなことを調べられるようになったからこそ、もう一歩先へ行ける可能性もあるわけで。そこに踏み込んでいきたい。

若いころ、一人で考え、学んだ知識は、今の将棋では古くなり、何の役にも立たない。だが、自分の力で吸収した考える力とか未知の局面に出会ったときの対処の方法とか、様々なことを学べたと思っている。私は、自ら努力せずに効率良くやろうとすると、身に付くことが少ない気がしている。近道思考で、簡単に手に入れたものは、もしかしたらメッキかもしれない。メッキはすぐに剥がれてしまうだろう。

以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思ってた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。直感でどういう手が浮かぶとか、ある手をパッと切り捨てることができるとか、確かに個人の能力に差はある。しかし、そういうことより、継続できる情熱を持てる人の方が、長い目で見ると伸びるのだ。

定跡を覚えるのが一つの勉強法だ。それは前に通った先駆者の航路だが、真似てみることは大切だ。誰でも最初は真似から始める。
しかし、丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路を辿ったのか、どういう過程でそこに辿りついたのか、その過程を理解することが大切だ。そうした理解に基づいて先駆者の通った航路を何通りも覚える。ある程度レベルが上がると、すでにできている航路から少し離れたところでみて、自分の航路を考えられるようになる。「真似」から「理解する」レベルになると、先駆者の考え方が「ああ、そういうことだったのか」と分かるようになるだろう。それはすごく嬉しいことだ。
個人のアイデアは限られている。何かをベースにして、あるいは、何かをきっかけにしてこそ新しい考えがいろいろ浮かぶ。「真似」から「理解」えのステップは、創造力を培う基礎力になるのだ。

守破離


このくらいにしとこ・・・。



著者は精神科医らしい。心理的な側面から、「グズ」への対処法を教示してくれる。大きく4つに分けて説明している。

  1. 考えすぎて全部”先延ばし”にする人たち
  2. 遠慮しすぎて「自分の才能」に気づかない人たち
  3. 「やっても無駄」と簡単にあきらめる人たち
  4. 他人を信用できない人たち

あと最後の方に人付き合いの極意として、いくつか。

  • 自分の常識を人に押しつけない
  • 聞き上手である
  • 話上手である
  • ジョークがうまい
  • よく笑う
  • フォローが行き届いている
  • そこそこの距離を置く

あと心に残った文。

「挨拶」の「挨」は「心を開く」、「拶」は「迫る」という意味。つまり挨拶とは、心を開いて相手に迫ることを言う。


RDBMS解剖学 よくわかるリレーショナルデータベースの仕組み (DB Magazine SELECTION)

RDBMS解剖学 よくわかるリレーショナルデータベースの仕組み (DB Magazine SELECTION)


RDBMSに関する知識を一通りおさらいしておきたかった。っていうか、知らないことも書いてあったので、おさらいじゃないわけだがw ざーっとRDBMSを俯瞰するには良い本。


いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)


思うなよ!


#後半にいくに従って文章が少なくなっていくのは、決してだるくなったからではない。・・・・ないんだからねっ!