これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

細部が良ければ万事良し

価値観や理念、ビジョンなどのように、物事を大きく捉えた視点を共有することは、多分、社員のモチベーションに関わる。でも、それ以上に、日常的に細々した身の回りの事の方が影響でかいのかなぁ、と思い始めた。
なんというか、社員が不快を感じるのは、自分の手の届く範囲からなんだろう、と。例えば机が狭いとか、パソコンが老朽化しててイライラするとか、やたらと紙が溢れているとか、オフィスがうるさいだとか。こういうのは、理念やビジョンに比べれば些細なものかもしれないが、それが一人一人の社員に与える影響は大きいのではないか。
逆に身の回りに、細々したものだが、心地よいものがあれば、それだけで結構満足するのではないかなぁ。


では、価値観や理念、ビジョンがいらないかといえば、そういうわけでもないと思う。
結局、身の回りの細部というのはこういったものを具現化したものだと思うから。社員はその具現化されたものから、その組織の根底に流れるメッセージを受け取るのだと思う。言葉ではなく、体と心で感じ取るのだと思う。
だから、言葉を尽くして伝えることも大切なのだが、それよりも重要なのは、一つ一つの身の回りのことに具体的にどう落とし込めるか、ということではないだろうか。


それともう一つ。価値観や理念などの役割として、ストレスを生み出すことがある。快適なだけでは成長しない。より高いところを目指すことで発生するストレスは、組織の成長にとって欠かせないものだろう。