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意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

読書履歴: 脳が冴える15の習慣

脳が冴える15の習慣—記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
築山 節
日本放送出版協会
売り上げランキング: 264
おすすめ度の平均: 4.5
5 仕事や勉強前の「儀式」を作る
5 良書
3 100近くレビューがあるが、たいした本ではない
5 プロの立場で書かれた良書
5 脳の偉大さを感じる本


脳が働きやすい状態になっているか否か、これが我々の成果を大きく左右する時代になってきたと思う。しかし、私たちは、その脳がどういう状態にあるのかということを、普段から意識することは少ない。というか、意識するのも「脳」なので、例えば感情に左右されているときなどに、冷静に自分の脳の状態を意識するのは難しいことかもしれない。
しかし、実は意識する必要はないのである。習慣を身につければいいのだ。習慣は「自動」だ。だからこそ、習慣を身につければ「自動」で脳が「働きやすい状態」に保たれる。


例えば、「だるいなぁ〜、でもやらなきゃなぁ〜」と思うときに「やる」ことは、前頭葉を鍛え、自分の脳力をコンスタントに発揮できるようになることに繋がる。普段から前頭葉が鍛えられているかどうかで、困難に出会ったときの成否を分ける。著者曰く、

毎日、自分を小さく律することが、大きな困難に負けない耐性をつくる

だそうだ。しかし、どのように取り組めばいいのだろうか。どのような習慣を身につければいいのだろうか。
答えは本書の中にある。
気になった方は、是非手にとって読んでみて欲しい。新書なので700円で買えるのも嬉しい。投資対効果としては悪くない本だと思う。


では、参考として、本書にどのような習慣が紹介されているか引用しておこう。

習慣1〜3
脳の活動を安定させ、また、集中力や頭の回転の速さを高めたりするための習慣です。特に集中力が続かず、仕事を終えるのが遅くなりがちな人はここを読んでください。睡眠の意義についても触れています。

習慣4〜6
思考系の中枢である前頭葉を鍛えたり、その力が発揮されやすい環境を整えたりするための習慣です。特に、行動力や自分をコントロールする力が弱くなっている人は、有効なヒントが得られると思います。

習慣7〜8
情報を脳に入力する力と記憶力を高めるための習慣です。特に、人から話しかけられたときの反応が鈍くなっている人、良く物忘れを指摘される人は、ここを読んでいただくと気づくことがあると思います。

習慣9〜10
情報を出力する力、つまりコミュニケーション能力を高めるための習慣です。長い話をするのが苦手な人、相手に言いたいことを上手く伝えられないと感じることが多い人は、特にここを参考にしてください。

習慣11〜12
臓器としての脳を健康に保つための習慣です。特に不摂生を続けている人、脳の画像検査を受ける機械が無い人は注意して読んでください。

習慣13〜15
やや応用的な話です。習慣13では脳を自己管理する方法について、習慣14ではひらめきを生み出しやすくする習慣について、習慣15では意欲を高めやすくする生き方について、それぞれ解説しています。