これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

もっと早く行動できるはずなのに

なんで行動のスピードは、こうも遅いのだろうか。
アイデアが浮かぶとワクワクする。これが実現したらすげーぞ、って。まぁ、浮かんだ瞬間の一時的な高揚かもしれないけど。
それで、いざ実現に向けて、ということになると途端にスピードが落ちる。当たり前なのだけど、考えることと行動することの差は大きい。物理的な違いはさておき、なんでこうも「行動」のスピードは遅いのだろうか。

行動すると想定外のことが起きる

頭の中で描く未来は、頭で描いているが故に自分の想像の範囲内でしかない。
ところが世の中というヤツは結構複雑らしく、想像しきれなかった事態が次々と起きる。経験済みのことであれば、ある程度は想定できるけども、少しでも踏み込むと、そこには全く未知の世界があるのだと思い知らされる。
しかし、踏み込まなければ得られる果実も小さい。

行動するとリアルな自分がそこにいる

頭で描いた自分は、あっという間に仕事を片付けるスーパーマンだったりしないだろうか。
私は良く、これをやってしまう。
「あれとこれとそれをやればいいんだな。サクサクッと終わるだろう。」
そう思って始めた作業が、思いの外進まない。3つやろうと思ってたのに1つしか終わらない。事前に想像した己の生産性と、現実のそれとの違いに愕然とする。

行動するとエネルギーを使う

作業を始める前の、さほど疲れていない状態の時、色々なことをやれそうな気がする。
ところが作業が進むに従って、疲労がたまってくる。そして、エネルギーが有限であることを実感をもって思い出す。
疲労したまま作業を進め、集中力もなくなり、生産性が落ちる。こうなると、もうダメだ。その日の作業は、もう終わり。
かくして、今日のタスクだったはずのものが、明日へ先送りとなる。

感覚で判断するから、こうなる

チームで作業をするとき等は、もっと慎重にスケジュールを立てる。作業に割り当てる日数なども、ある程度の根拠を元に算出する。やったことない作業があれば、そこで発生するであろう未知のリスクを想定し、バッファを儲けたりもする。
それは多分、他の人が持つ能力や、どの程度のペースで作業を進めることができるか等が、感覚で分からないからだ。
しかし、自分の作業ペースは感覚で分かる。正確に言うと、分かったような気になる。実際は、上記のような体たらくだ。
自分がどれだけの生産性で作業ができるか、どんなトラブルにどう対処できるか。それは過去の自分の行動が示しているはずだ。もっと、それをみなければ。頭で想像した自分は、きっと自分じゃないんだ。