運が良い人、運が悪い人っているけど、じつはあまり個人差は無いんじゃないかという話。
誰にでも運が良いとき、悪いときがある
基本的に、ずーっと良いことだけ起こる人、悪いことだけ起こる人ってのは居ない・・・と思う。それでも、主観ではあるけど、やっぱ
- あの人、運が良いよね〜
とか
- 相変わらず、運の悪い人だね〜
と感じる人はいる。運が良い人にも辛い時期、上手くいかない時期はあるはずなのに、それをあまり感じさせない。これは何でだろうなぁ、と思うわけですよ。
運が良かっただけですよ、なんて言う成功者もいるし。
いつ良い運にめぐり会うかは分からない
運って、自分のコントロール下にはないものだ。狙って明日ラッキーなことを起こすなんて、某○ッキーマンくらいにしかできない。
最近よく聞く「引き寄せの法則」云々の話は確かにあるけど、あれを上手く説明することは私にはできない*1ので、ここでは置いておく。
運はコントロールできないし、良いときも悪いときもある。つまり、
- 相変わらず運の悪い人だな〜
という人にも、運の良い時期があるはずなのだ。
運が良い人というのは、目の前にやってきた運を掴むことができる人なのだろう
結局のところ、運が良い人ってのは、運が良い時期にその運をつかむことが出来た人のことを言うのだろう。あるいは、運の悪い時期には、それを乗り越えるだけの行動が出来ていたのだろう。
うん、もう少し、考えてみたい。
偶然やってきた運の悪い出来事を乗り越える行動とは、どういうことなんだろう。一つ思うのは、上手くフォーカスチェンジをしているんじゃないかってことだ。
想定外の良くない出来事が起きたときに、
- 起こってしまった悪い出来事のことばかりを考えたりせず、そこから学びを得ようとする
- 失敗した従来のやり方に固執せずに、改善しようとする
という感じだろうか。何となくだが、悪循環が始まりそうなときに、それを機会と捉えて、好循環のきっかけになるような行動を始めるような気がする。
偶然やってきた運の良い出来事を掴むことができるというのは、どういうことだろうか。
まず、そもそも
- いま運が良い出来事が起こっている
ということに気づける人とそうでない人がいるように思う。その違いは多分、日頃から持っている問題意識や目的意識が関わっていると思われる。特定のことに関心をもっていれば、それに関連する変化に敏感になれる。
次に、見つけた偶然に対して、行動できるだけの準備ができているか、というのがある。リソース(時間・知識・スキル・お金)的にも精神的(エネルギー・モチベーション)にも。そのためには、普段の習慣はもちろんだが、運が悪いときの行動が肝であるように思う。運の悪い出来事に引きずられて、ずるずるとリソースにも精神的にも疲弊していくのか、上手く切り替えて虎視眈々と次の機会への準備をしていけるか。
結局のところ、運の良い悪いというのは、それに対してどう反応(思考と行動)していくかの積み重ねの結果なんかなぁ、と思った次第である。
*1:でも、あの考え方は重要なんじゃないかと最近、ちょっとずつ実感してきた。特に「信じて動いてみる」というところが大きい。