これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

絞るということは、捨てるということ

今日、ネットビジネスに関するレクチャーを受けてきた。色々と勉強になったのだが、中でも痛感したのは「ターゲットを絞り込む」ことの重要さ。マーティング主導で考えると、O.SHI.GO.TOなどは汎用的過ぎて売り込みづらいものだね、と。

エンジニアは捨てるのが苦手

もしかしたら自分だけかもしれないけど、プログラマーって絞り込むのが苦手な気がする。正確にいうと、捨てるのが苦手。
絞り込むということは、それ以外は捨てるということなのだけど、これはプログラミングするときの感覚と、かなり違う。プログラムを書くときは、寧ろ色んなケースを想定して例外処理を作り込んだり、あれとこれを共通化して汎用性を高めたりとか、そんなことを考える。
そんな感覚からすると、ターゲットを絞り込むというのは

  • 正常系しか考えません

と宣言しているような感覚がしてしまって、踏む込むのがちょっと怖い。ような気がする。なんだろう。要望に応えられない時に

って返すのは、エンジニアとしてどうよ的な感覚がある*1。でも、ターゲットを絞り込んで特化するということは、ターゲット外の人からの要望に、仕様だからできませんって言っているようなもんだと思うんだよね。
でも、マーケティングレベルでみると、その方が利用者にとっても、提供者にとっても良いってことなんだなぁ。

絞り込むと何が得られるか分かりやすい

絞り込むことが、なぜ利用者にとってメリットになるかといえば、そこから何が得られて、何が得られないのかがハッキリ分かるから。わかりやすい。
使ってみたいと思うのは、それを使うことで自分がどうなるのか想像できるからだけど、逆に言うと、想像ができるほどに絞り込まなければ、なかなか使って貰えないということなのだね。
んで、絞り込むといことは、多分、特定の名詞(キーワード)が出てくるってことだろうから、広告も出しやすくなる。売り込みやすくなる。
分かってたつもりで、分かってなかった。いや、まだ分かってないかもしれないけどw

絞り込むと付加価値を付けやすい

他にも絞る込むことの価値があって、その一つに付加価値を付けやすくなるというのがあった。
例えば、えー・・・あまり良い例が浮かばないけど、iknowのような英語の勉強を支援するWebサービスを作ったとして、その会員に対して英語勉強本やセミナー、英会話教室、教材といった情報を提供・販売することも可能になる。それがWebサービスそのもの以外からの収益になったりするわけで。これは、英語の勉強というところに絞り込んだ結果、得られるメリットだよなぁ、と。
これも分かってたつもりで、分かってなかったなぁ。


今日は、インターネットというものの凄さを再認識した一日でもあった。お金を稼ぐってのは、難しくもあるけど、簡単でもあるのだね。実に面白い。

*1:仕様と答えるのが常に不適切なわけではないけど