これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

2009年をいい気分で過ごすために

あけましておめでとうございます。
遂に新年が始まってしまいましたよ。いい年になるといいですね。今年一発目のエントリーは、日々を「良い気分」で過ごすためのポイントを書いてみたいと思います。

手の中にあるものをみる

人間の欲求には際限がありませんね。私もそうです。あれも欲しい、これも欲しいとなってしまいます。物欲だけならまだしも、人間関係においても色々と欲しがってしまいます。恋人に対して、友人に対して、上司に対して、部下に対して「こうして欲しい」「こうであって欲しい」と求めがちです。
欲求を突き詰めていくと、満足というのはありません。満足がないということは、どこか「足りない部分」が常に存在しているわけですね。そこに焦点を当ててしまうと、「あれが欲しい、これも欲しい」となってしまいます。
欲しがること自体は別に悪いことではないのですが、ネガティブな感情を引き起こす要因になることは忘れてはなりません。特に人間関係においては厄介で、元々は相手に対して

  • こうして欲しい、こうであって欲しい

と思っていたはずの感情が、

  • こうでなければならない、こうあるべきだ

となってしまうことが多いのです。そして、相手がそれをくれないと、満たされない欲求のはけ口を相手に求めてしまうのです。


もっと、自分が既に持っている物に目を向けましょう。既に満たされている部分に焦点を当てましょう。そして、それらを持っていることの「ありがたみ」を感じましょう。
事実に対する解釈は無数にあります。自分という同じ事実に対して、足りないものをみて思考を作るのか、それとも満たされているものをみて思考を作るのか。それは意識的にコントロールすることができるものだと思います。あるものに対してありがたく思えれば、不満に囚われているよりは遙かに「良い気分」になれます。
その上で、やっぱり欲しい物があるのなら、更に求めれば良いのだと思います。逆に、このコントロールが出来ないまま、あれもこれもと求めても、満たされることは永遠にないのではないでしょうか。

求めるより、与える

人は足りない物に焦点を当てがちになりますので、相手に対して「あれもこれも」と求めてしまいます。でも、求められた方はたまったものではありません。相手のあり方について、色々と口を出したりもします。大変不快なことでしょう。
際限ない欲求に対して応えていくことなんて、聖人でもなければ不可能です。大抵は感情的なぶつかり合いをもたらすことでしょう。あるいは、一方的なWin-Lose関係が続きます。
でも、もし、自分が既に持っているものをみることが出来れば、ちょっと満たされた気分になりますので、相手に求めることを止め、逆に与えることができるような心理状態にもなれます。


人間関係において、私は「求め合う関係(=Give&Take)」は長続きしないと思っています。そりゃ、求められることが嬉しい時もあるので、たまにはあっていいのですが、それが頻繁だとどうでしょうか。どんなに近い関係にある人でも、異なる価値観を持っているので、求め合い続ければ、どこかでそれに応えるのが苦しくなります。
長く良好な関係を築くためには、求め合う関係よりも「与え合う関係」の方が良いのではないでしょうか。互いのためのを思い、互いのために良いだろうと思うことを、自分から行いたいものです。まぁ、相手のニーズから離れすぎていたら、余計なお世話になりかねませんが。

だからこそ、ありがとう

というわけで、人は基本的に求めるものだと思います。だから、相手が自分に対して何かをしてくれるというのは、とても凄いことなのです。昨年も引用させていただきましたが、今年一発目でも。

してくれてありがとう(プラス)、してくれなくて当たり前(ゼロ)

これはハッピーな人間関係の基本原則だと思います。相手を相手のままに受け入れましょう。そして、もし、自分のために相手が何かをしてくれたなら、それは多分、とても凄いことなんです。しっかりと感謝して「ありがとう」を伝えましょう。


いま、ふと思いました。ブログを書いていると、読んで貰うことを期待して(求めて)しまいます。本当は、もし、ここまで読んでいただけたのなら、ありがたいことなんですね。
だからこそ、ありがとうございました。そして、今年もよろしくお願いします。