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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

人はどの有料サービスを選択するだろうか

pixivブログ (via katsuo.jp 自己申告型ニュースサイト
katsuoさんのニュースサイト経由でpixivの有料プラン開始を知った。月額525円らしい。プレミアム会員だけ投げ銭を受け取れるとか、上手いなぁ、と思う。
ところで、こういった有料プランの価格は、概ね500円台より下に設定されるのが主流だ。ニコニコ動画のプレミアム会員も525円で、mixiプレミアムは315円、はてなダイアリの有料プランは180ポイント(1ポイント1円)。今後も、この価格帯で有料プランを打ち出してくるサービスは、増えるだろうと思う。
この月500円という価格設定の家計へのインパクトは、どんなものだろうか。月500円ということは、年間だと6,000円になる。この手のサービスを3つ4つ使うと、年間20,000円弱に達する。この金額をどう判断するかは、人それぞれだと思うが、5〜10くらいの有料プランを利用するというのは、ちょっと想像し辛い。有料プランを使ってもいいよって思っている人でも、多くて3つくらいというのがほとんどになるんじゃなかろうか。うん、感覚なので、実際に調べたら違うかもしれないけど。
そうすると、3つの枠を争って、色んな有料サービスが競争することになる。こりゃ、かなりハードな市場だなぁ、と思うわけです。
加えて、価格が安いということは、ユーザーを大量に集めなければ纏まった売上にならない。ということは、それ相応の規模のユーザーを支えるだけのインフラや運用するための人員も必要になる。そうすると、今度はコストが大きくなって、利益を出すのが大変になる。ますますハードだなぁ、と思うわけです。


ニコニコ動画やpixivは、ネットワーク外部性を生かしたサービスでもあるだろうから、多くのユーザーに使ってもらう必要があるので、こういった価格帯になるのは致し方ないかもしれない。でも、ネットワーク外部性はあんま関係ないんだけど主流が500円くらいなんで、その辺に設定しておくか〜ってノリだと、利益を出すのが難しくなるだろうなぁ、という印象を受ける。
だから、違う価格帯、違う売り方で、有料のWebサービスが主流とする客層とは違うところを狙っていくのが良いんだろう。案外、リソースをあんまり持っていない個人や小さな会社だと、旧来のシェアウェアの売り方に近い形でいった方がいいのかも。ただ、Vectorとか大手ソフトウェアサイトを通した売り方だと、うまくいかない予感がするけど。