これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

セミナーや情報商材の価格が高い理由

なんとなく、セミナー(主に自己啓発系)や情報商材の価格が高い理由がわかった。


今、実は参加しようか迷っているセミナーがある。ちょっと高い。
たっけーなー、こえーなー、と思いつつも、それに抱く期待感は大きい。だから、迷う。
また、ある情報商材が欲しいなぁ、と思いつつも、価格に躊躇する。
なんでこの手のものは、こんなに高いですかねぇ、と考えた。


まず、前提として詐欺とかそういうのは考えないことにする。
それで、価格設定だけど、仮にこれらのセミナーや情報商材の値段が、1,000〜3,000円だとしたらどうだろうか。
仮に以下のセミナーがあったとする。

あなたの夢を叶える、最高の目標達成スキルをマスターする3日間!
価格: 1,000円

あくまで個人的な印象であるが、チープに感じるのだ。内容も1,000円相当なのだろうと感じてしまう。
また、購入に際しても、1,000円なら"ダメもと"で行ってみるか、となれる。
うん、まぁ、この手の情報に触れすぎたせいか、最近の私の金銭感覚がおかしいのかもしれない。


さておき。
以上を踏まえると、提供側の意図として、以下のことが言えるのではないだろうか。

  1. 価格設定を高めに設定することにより、参加者・購入者のコンテンツへの期待感を醸成する
  2. 価格設定を高めに設定することにより、安易に参加・購入するケースを抑制する

1つずつ説明する。

期待感を醸成する

先ほどあげた例だが、以下のようになっていたらどうだろうか。

あなたの夢を叶える、最高の目標達成スキルをマスターする3日間!
通常席: 94,980円
VIP席 : 149,980円(5万円相当の特典付)

良くあるパターンなのだが、なんだか途端に凄そうに思えてくる。
先ほどと比べて、事前に抱く期待感はかなり違うのではないだろうか。
うん、主観なので違ったらごめん。


で、最近思うのは、この期待度をどう醸成するかによって、コンテンツに対する「短期的な」満足度の半分くらいは埋められるのではないか、ということ。
薬のブラシーボ効果と似ている。


ちなみに安く提供するにしても、こうなっていると期待感はあんまり殺がれないかも。

あなたの夢を叶える、最高の目標達成スキルをマスターする3日間!
価格: 94,980円 5/15までの特別価格! 14,980円!

安易な購入・参加を抑制する

セミナーや情報商材って、それだけでは何の価値もない。
守破離という言葉があるが、学んだことを、まずはしっかり守って実践してこそリターンを得ることができる。
だから、購入者・参加者の中長期的な満足度は、彼ら自身がしっかりと行動に移すかどうかにかかっているわけだ。


よって、安易に購入・参加されてしまうと、その後の実践が伴わないケースが増え、それはつまるところ、提供しているサービスの評価を下げることに繋がってしまう。
価格が低いことによるリスクというものも、存在するんだなぁ。
利益がギリギリ出るか出ないかの価格設定で開催したセミナーが、その後、口コミで効果なかったとか広められてはたまらないだろうし*1

セミナーや情報商材の選び方

で、まぁ、買う方はどうすればいいんだろうねって話なんだけど。
情報商材はあんまり買ったことがないので、分かりません。(ランチェスター経営の教材も情報商材なのかな?)
セミナーは、ビジネスモデル的にほぼ、

  • 数千〜1万円のエントリーセミナー

があるので、それに行ってみて、この人に(このコンテンツを)もっと教わりたい!と強く思えるなら、お財布と相談しながら踏み込むのもありなんじゃないかな〜。
あとは書籍を出版していることも多いので、色々読んでみるのもいいんじゃなかろうか。
納得感や確信が深まるなら、相性もいいはず。
あ、もちろん、リスクはあるので自己責任で。


#しかし、こういうのは相場感が分からないので難しいねって、どっかで似たような話を聞いた記憶が。
#ああ、ソフトウェアの受託開発の価格設定か!
#つまり、システム開発を依頼する立場からすると、こういう感覚になるのね〜・・・。

*1:もちろん、コンテンツ自体が大したことのない可能性もあるけど・・・