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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

46日目:刺激を作り出して感情を引き出せ!

というわけで、感情は所謂「レスポンデント行動」なわけです。


いきなり何を言い出すのかと。
最近、行動分析学と自己啓発の結びつきが自分の中で色々とあってですね、ああ、そういうことなのか、という学びをたくさん得たような気がするのです。
その一つが、レスポンデト条件付けでして。


数日前にも書きましたが、別の言葉で説明します。

  • 遺伝的(生まれつき)または後天的な学習によって、Aという刺激に対してαという反応をする
  • Bという刺激に対しては無反応

この状態で、Aに合わせてBも同時に提示することで、Bという刺激でもαという反応が起こるようになるわけです。


で、感情も「反応」ですので、ポジティブな感情反応をお手軽な刺激と結びつけてあげれば、比較的簡単にポジティブな感情を引き出せるようになるわけですね!


そうすると、幾つかの自己啓発関連の学びが、次のように理解できます。
インカンテーションは「ポジティブな感情反応が起きる体の動き・声の抑揚・使う言葉」と「作り出したいアイデンティティ(を示す言語行動)」を結びつけています。
アンカリングは、「ポジティブな感情反応が起きる未来を想像すること」と「任意の体の動き(拳を握りしめるなど)」を結びつけています。


例えば、ガッツポーズをしながら元気よく「俺は宇宙一の戦闘民族だ!」って繰り返し叫んでいると、端から見れば怪しまれますが、自分の中では「自分は戦闘民族だ」というアイデンティティに対して、ガッツポーズをしたときのような高揚感が結びついていくんですね。
自信がつく、という表現が分かりやすいでしょうか。
これから戦に望もうというときには、自信を引き出してくれるので、役に立ってくれそうなアイデンティティですよね。
誰と戦うかは知りませんが。
ちなみにガッツポーズはオペラント行動ですが、ガッツポーズの刺激から誘発される感情反応(高揚感)はレスポンデント行動だと考えています。


ああ、これはインカンテーションとアンカリングを、もう少ししっかりやらなきゃな、と思い至ったのでした。
あと、こういう理解をしておくと、正しく実行することができそうですね。


追記。
体の動きが感情を変えるという考え方もあります。
これは私たちが、これまで生きてきた中で起きた「レスポンデント条件付け」によって、体の動きと感情反応が結びつくように学習したためだと思います。
結果、体の動きを変えると、強い弱いは人それぞれで個人差があると思いますが、何らかの感情反応が起きるようになったのではないかと。
例:胸を張って姿勢を正せば、自然と前向きになる