私のメルマガの読者に、久保さんという方がいらっしゃいます。
久保さんは、実は19歳の時に、病気の影響で視力を失ってしまいました。
それまでは絵を描くことが好きだったそうなのですが、リハビリセンターである音楽祭の存在を聞き、20歳になってから音楽を学び始めたのだそうです。
それから15年。
なんと、今回、「わたぼうし音楽祭」で大賞を受賞されたそうです!
⇒ http://mainichi.jp/area/nara/news/20100802ddlk29040308000c.html
本当に嬉しいニュースです。
久保さん、おめでとうございます。
Youtubeで久保さんが作詞・作曲された曲を視聴することができます。(ピアノを弾いているのが久保さんかな?)是非、みなさんも聴いてみてください。
私たちは、まず、ありのままの自分に十分価値があるんだよ。
だから、自分にOKを出してあげようよ。
そしたら、一歩ずつ足を踏み出せるようになるから。
私はそんなメッセージを受け取りました。
思わず涙が出そうになりました。
人の感情をこんなにも揺さぶることができる・・・音楽って素晴らしいですね。
最後に久保さんから頂いたコメントを紹介して、終わりたいと思います。
コンセプトとしては競い合う音楽祭ではないのですが、自分の曲を長い間なんらかの形にして残したいという思いがありました。
今後も第35回の大賞曲として後世に残るでしょうから、うれしい限りです。
その一歩目が踏み出せたかと思っています。
音楽祭前夜に、「大賞を受賞しました!」というケータイメールを書いて保存しておき、当日大賞を受賞してそれをみんなに送る自分をイメージしてみました。
受賞できたので言えるだけかもしれませんが、なんとなく当日良い気が自分にめぐった気がしました。
今回のことで、行動を起こせば、かぎりなく実現につながるのだと実感しました。