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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

私がコーチングで失敗したある1つのこと

行動するから結果が出る、というのは当たり前のことなのですが、単純に行動すればいいってもんじゃないってことを改めて思いました。
あることを意識しなければ、大量に行動したとしても得られる成果があまり変わらない場合もあります。
そのお話です。

あなたの行動レパートリーが、あなたの現状を作っている

いまの私たちの現状は、私たちの行動レパートリーが作り上げています。
行動は結果の原因です。
短期的には、偶然による結果の上下や他者の介在による影響がありますが、中長期的に見ると、今の私たちの現状は、私たちの行動パターンによって概ね決まっていると言えます。

行動レパートリーの範囲内は快適

行動レパートリーとは、これまで生きてきた中で強化された行動の集合体です。
強化された行動は、一定の条件が必要な場合も多いですが、ごく自然に当たり前のように実行することができます。
ですので、行動レパートリーの範囲内の行動は、私たちにとって快適なものです。

欲しいものは不快適なエリアにある

一方で、私たちは、現在手にしていないものを欲しがる傾向にあります。
しかし、ここで問題が生じます。
現在手にしていないものは、今の行動レパートリーの範囲内で行動している限りは、将来的にも手に入らない可能性が大きいということです。
少なくとも、中長期的に渡って望んできたもので、いまも実現できていないのだとしたら、快適な範囲内の行動をしていては手に入ることがないでしょう。
私たちの欲しいものを手に入れるには、私たちが不快適に感じる行動が要求されるわけです。

行動プランを作るときに注意!

不快適な行動を快適に実行するには、コーチングや行動分析学が役に立ちます。
一気に大きく変化するには、ある程度の「変化の痛み」は必要ですが、徐々に変化していく分には、あまり痛みは伴いません。
しかし、問題はそこではありません。
行動プランを作る時にこそ、快適領域の罠が潜んでいると言えます。
なぜなら、プランを作るときにリストアップする行動は、いままでの行動レパートリーの範囲内のものであることが多いからです。
「欲しいものを得るには不快適な行動が必要である」ことを意識しなければ、快適な行動ばかり頭に浮かんでくるのは、当然といえば当然です。
好き好んで不快に感じる行動を計画に入れようとは、誰も思わないでしょう。

行動プランに不快適な行動を

もし、あなたがこれまでと違う成果を求めているのなら、是非、次のことを意識してください。

  • 行動プランの2割くらい、不快適な行動(いままでの行動レパートリーにない行動)を意識的に入れてみましょう
  • 特に、怖さや不安を感じる行動や、プライドが邪魔してできていない行動などが、効果的であることが多いようです
  • 単純に不快な行動をすればいいというわけではないので、色んなノウハウを見ながら、「これは自分には…」と感じるものが良いかもしれません


それでは、また。