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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

行動で感情を乗り越える

私たちは時折、感情が行動の原因であるかのような表現を使います。

  • 不安だからできない
  • 勇気が出ないからできない
  • やる気が起きないからできない

確かに感情は行動に影響を与えます。
しかしながら、実のところ「感情の原因は行動」という、通常とは反対の捉え方にこそ、行動改善のポイントがあります。


私たちの「不安」や「やる気の無さ」の多くは、私たちの行動に付随して生じるものなのです。
例えば、不安であれば、何かの行動をしようと想定した時に、その行動の結果に対して不安を感じているのです。
そして、行動をしないで済む理由を見つけた時、私たちは不安から解放されます。
行動しないで済む理由を見つける行為を、現実逃避と呼んでいるわけです。


多くの人は、ここで一時的な安心を手に入れますが、時間が経つと再び思い悩み始めます。
やるべきことをやれなかった自分を責めるのです。
そして、また行動することを考えてみますが、同時にやはり不安を感じてしまうわけです。
不安を感じているのは辛いので、また、行動しないで済む理由を探します。
この繰り返しです。


このままではマズイと思い、不安を解消する方法を探します。
ここに現実逃避に続く第二の罠が待っています。
不安を解消するために、外部から色んな考えを取り入れます。
あるいは、「なぜ自分はこんなに不安を感じるんだろう」と、自分の中の答えを探し始めます。


それらのアプローチ自体は、別にいいのです。
色んな考えを知り、また自分の中に答えを見つけるのは大切です。
問題なのは、不安が解消されるまで待ってしまうことにあります。
待っている間に、不安を増大させる出来事が起きます。
永遠に行動できなくなってしまいます。


私たちは不安でも行動できるのです。
行動を分析し、十分な理由を作り出すことで、不安よりも大きな動機を持つことができます。

不安だけど、行動するんです。
すると不思議なことですが、事前に感じていた不安が霧散してしまいます。


行動は、感情の原因でもあるのです。


あなたの感情の本当の原因を、行動を分析することによって見極めてください。
正しい悩み方をしてください。
あなたは行動することができます。
やるべきことをやれたという自信、喜び、嬉しさ、希望…。
それらを心ゆくまで味わってください。