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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

シックス・ヒューマン・ニーズで自分を客観視する

時々あることなんですが・・・


無意識のうちに出てくる「こう見られたい」という欲求と、実際の自分とを比べて、そのギャップに苦しみます。
こう見られたい、こう評価されたいと願っているのに、実際はそこに届いていないので、それがバレちゃうのが怖くなります。
あるいは、ギャップのせいで、自分が上手くいっていないように感じます。
足りないところばかりのように感じて、やっぱりそんな自分がバレるのが怖くなります。
見透かされないように平静を装って、内心ビクビクしてるわけです。


こういう思考に嵌ってしまうとですね、もうそれだけでイッパイイッパイです。
例えば、誰かと会話をしているはずなのに、冷静に考えられなくなります。
相手が悪いわけではないのに、劣等感みたいなものを刺激されて混乱します。
そのせいで更に自分を追い詰めちゃって、今度は頭の中が言い訳で埋め尽くされていきます。
酷い時は、自分を正当化するために他人のアラを探します。

  • だってあの人も○○じゃん・・・
  • あの人が○○なのは、××だからだよな〜


そうやって一時的な安心感を手に入れます。
でも、本当は何も解決してないので、いつだってあっさりと↑の状態に戻っちゃいます。
もう悩みが悩みを呼んで、もがけばもがくほど嵌っていく底なし沼のようです。


嫌なこと、ダメなところ、苦しいところ、そんなのから逃避する思考ばかりになっているのです。
これでは"自分の歴史が喜ぶ生き方"どころではないですよね。
こういうのから抜け出すには、まずは「悩みの仕組み」を知ることです。


私たちは幾つかの感情的な欲求を満たしていたい生き物です。
例えば、

  • 見通しを持っていたい
  • 安心や安全を感じていたい
  • 自信を感じていたい

という欲求があります。
これは「確実感」という欲求なのですが、確実感が満たされていないと私たちは苛立ちや焦り、不安、恐怖、時には失望といった感情を感じます。
自分がイライラしているなぁと感じたときには、もしかすると見通しが立たず、上手くいかない状況に置かれているのかもしれません。


このように自分の状態を把握することができると、いま「自分に何が起こっているか」がある程度客観的に分かります。
何が起こっているかが分かると、本当の意味で他人のせいにしても仕方ないことが分かりますし、いま自分に必要なことが何かも分かってきます。
悩みの底なし沼に嵌っている自分に、そっと手を差し伸べることができるんですね。


確実感を含めた感情的な欲求は、次の6つです。

  1. 確実感:見通しを持っていたい、安心したい、自信を感じたい
  2. 不確実感:変化が欲しい、楽しみたい、刺激が欲しい
  3. 自己重要感:自分の重要さや有能さを感じていたい、評価されたい、賞賛されたい
  4. つながり:仲間との繋がりを感じていたい、愛されたい、所属したい
  5. 成長:限界を超えて能力を伸ばしたい、できることを増やしたい
  6. 貢献:誰かの問題を解決したい、誰かを幸せにしたい

もう少し詳しく知りたい方は、下記の本が良いかと思います。

自分を超える法
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