これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

感情をコントロールしたいのは何故か?

3年ほど前にこんな記事を書いたこともありますが、感情をコントロールすることは、実はそんなに難しいことではありません。
感情のコントロールは技術なので、やればやるほど、簡単になります。


私自身、今ではよほどのことでない限り、あっという間に感情を切り替えることができますし、そもそもそんなに揺らぐことがありません。
感情が発生するメカニズムを押さえて、実践を繰り返していけば、誰にでもできることです。


皆さんは、ご自身の感情をコントロールできるようになりたいですか?


以前の私は、そうなれることを強く望んでいました。
何が起きても幸せでいれるなら、それはとても素晴らしいことだと。


でもですね。


実は今は少し違った考えを持っています。
感情をコントロールする技術は、時に「逃避」や「回避」そのものになってしまいます。
不安に感じていることがあっても、あっという間に安心したり、自信を感じられるので、不安の原因そのものに対処しなくても良くなってしまうのですね。
そうすると、本来対処すべきものに対処しなくなるため、徐々に事態が悪化する・・・なんてことも。
これはまさに「先延ばし」の構図と同じなのです。


結局、感情をコントロールするにしても、その目的が大切なのです。
技術は手段です。
手段の善し悪しは、目的によって変わります。
もし、「感情をコントロールしたい」と思われたのなら、是非、「何のために?」と自分に問いかけてみてください。