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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

全ての成果は人を介してやってくる

前回、他の人と良い関係を築くためには「信頼関係(ラポール)」が大切だと書きました。
信頼関係を築くポイントの1つは、自分自身の在り方です。
自分で自分のことを満たすことができてこそ、聴く力を有効に活用し、相手を理解することに繋がります。


相手のことを理解する。


これはとても重要なことです。
私たちは自分たちの現実を変えるために、人々に様々なものを求めます。


ビジネスをしている方であれば、お客様を増やして、売上や利益を上げたいはずです。
チームや部下を持つ方であれば、メンバーにもっと思い通りに動いて欲しいでしょう。
また、会社や上司に対しては、もっと評価して欲しい、もっと報いて欲しいかもしれません。
学校や塾、その他で教育を担当しているならば、生徒たちに真摯に学んで欲しいはずです。
恋人や配偶者、子供などの親しい人間関係では、ああして欲しい、こうして欲しいといった欲求もあるでしょう。


私たちは人間ですから、こういった欲求を持つことは当たり前です。
自分を満たして尚、私たちは欲求を持ちます。


少し話しが逸れますが、自分を満たすことと、適切な欲求を持つことは割と直接的に関係しています。
自分を満たすことができていないと、例えば、売上を上げることができない自分には価値がない、といった考え方に陥ります。
これは歪つな欲求であり、依存を作り出す結果となります。



さて。


適切な欲求を持つことができたとしたら、私たちは、現実を変えることで、それらを満たしたいと願うはずです。
形となる成果を求めます。
そして、これがとても重要な原則になるのですが、

成果は「人を介してやってきます」。


チャンスは、常に人を通して得られるのです。


そして、ここにもう1つ、重要な原則を加えます。
それは、

「先に人を喜ばせる」です。


情けは人の為ならず、巡り巡って己が為。
そんな言葉もあります。
自分が先に人のチャンスとなることができてこそ、人々があなたのチャンスにもなってくれるのです。


では、あなたが誰かを喜ばせるためには、何が必要でしょうか?
ひとりよがりに「やってあげた」気になっていては、相手が喜ぶどころか、ありがた迷惑になりかねません。
相手を喜ばせたいなら、相手にとっての幸せを理解する必要があるのです。


よって、冒頭に書きました「相手を理解する」が大切なのです。
幸せとは感情です。
相手の幸せを創るために、人の感情について知り、活用できるようになりましょう。


そのために「感情のフレームワーク」を知っておくと良いでしょう。
無数にある人の感情をそのまま扱うのは大変ですが、フレームワークに沿って考えればシンプルになります。
有名所では「マズローの欲求階層」がそうですし、私がよく使うのは、アンソニー・ロビンズの「シックス・ヒューマン・ニーズ」です。


これらは上手く活用すると非常に強力です。
ビジネス面において、人間関係において、教育において、人が関わるあらゆる分野で、相手を理解し、喜ばせるために使うことができます。
ただ知識として持っておくだけでなく、しっかりと活用するために有効な方法を持っておくといいですね。

編集後記

僕は結構内向的な人間なんですが、昔は「人に何かをしてあげる」ってのが怖かったのを覚えています。
かえって迷惑なんじゃ・・・とか考えたりするわけですが、何のことはない、聞けばいいだけなんですよね。
しっかりと信頼関係を作っていれば、「○○した方がいい?」と聞けば、「あ、お願い!ありがとう!」や「それよりもこうしてくれた方がいいな」って反応が返ってきます。
安心できる人間関係とは、いいものですね〜。