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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

読書会『メリットの法則 行動分析学・実践編』の第2章

9/4に2回目のABA-LABO読書会を開催しました!題材は引き続き奥田健次先生の「メリットの法則」で、今回は第2章。

 

メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)
奥田 健次
集英社 (2012-11-16)
売り上げランキング: 3,034

テーマは行動分析学の基本中の基本、強化の原理と弱化の原理です。僕たちに人間は、学習を通して自分なりの行動パターンを身に付けていきますが、ある行動を積極的に繰り返すようになった場合にそれを「強化」と呼び、反対にある行動に消極的になって避けるようになった場合にそれを「弱化」と呼びます。

要は、強化されればその行動を繰り返すし、弱化されればその行動を避けるようになる。それだけのことなんですね。

 

で、その強化と弱化にはまたそれぞれパターンがあって、強化の場合は、

  • 行動の直後に良いことが得られると、その行動は強化される:好子出現の強化
  • 行動の直後に嫌なことが無くなると、その行動は強化される:嫌子消失の強化

という2つのパターンが基本となります。弱化についても同様で、

  • 行動の直後に嫌なことが起きると、その行動は弱化される:嫌子出現の弱化
  • 行動の直後に良いことが無くなると、その行動は弱化される:好子消失の弱化

となります。

 

この4つの法則が、行動分析学の基本法則となります。超シンプル。でも、これだけで僕たちの行動の多くが説明できるので、めっちゃ奥が深いのです。しかも、膨大な事実(実験)の積み重ねによって発見された法則なので、地球には重力があるよねってのと同じくらい揺るぎのないものなのです。

 

…というのがメインテーマの第2章なはずなのですが、議論はあちらこちらへと^^;

結構深い部分まで踏み込んで、皆で「どうなんだろうね〜」と頭を抱えたり。まぁ、楽しかったです。読書会の模様はYoutubeで公開してありますので、ご興味があればどうぞ。