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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

適切な行動レパートリーがあれば、虐待の連鎖なんか起きないよ。

ABA-LABO読書会から、面白い部分をテキストでピックアップ!第3回目『メリットの法則』読書会の1:13:36付近から。

http://www.youtube.com/watch?v=VWmpcKirpcw#t=1h13m36s

 

登場人物:榎本、齊藤、塚本、矢野(五十音順、敬称略)

 

榎「6. 力関係次第では他人に同じことをしてしまう。」

矢「はい」

榎「弱化を受けた側が立場が変わって強い側に回った時、立場の弱い相手に対して罰的な関わり方をしてしまいがちになる。」

矢「何故でしょうか。」

榎「行動分析的にここは解説してないですけども。」

矢「ですよね。」

榎「いや、でも、これはやっぱり人間ならではのものかもしれないですね。」

矢「あのー…、よく言われるのが、虐待受けた子供はまた子供に虐待するっていうふうに言われたりするじゃないですか。

矢「多分それと似たような事言ってんだと思うんですけど。」

榎「般化ですよね。」

矢「誰かを虐げるっていう行動を強化された経験は無いんですよね。その…、無いのかな。無いのかどうかは知らないんすけど。」

齊「今まで私はずっとそういうのって、こちら(我々)が正しいと思うような経験を(その人が)した事が無いから、受けた事しか分からないじゃないですか。」

齊「だから自分の行動の範囲っていうか、その中に無ければ、経験した事しか与える事が出来ないんじゃないかなって思って。」

矢「そうか、そうか。正しいと思うそれ。あ〜成る程ね。」

榎「凄い、今のは腑に落ちましたね。」

矢「ああ〜、行動レパートリーかあ、そっかあ。」

榎「結局、望ましい行動をしてもらうための行動レパートリーが無いから、同じような場面になった時に自分がやれる事、知ってる事をやると。」

一同:(うんうんと納得顔で頷く)

矢「ベスト・チョイスなんですね、本人にとっては。」

榎「本人にとっては”これ”っていう。」

矢「そっかあ、(本人は)最善を尽くしてるって事かあ。」

榎「成る程ねー。」

矢「これはゾクッとくるわあ。すげえ齊藤さん、あっはっは。(笑)」

齊「友達で、昔からよくそれを考えていまして。」

矢「はい、はい。」

齊「友達で、ちょっと虐待までいくかどうか分からないんですけど、結構酷い家の友達が親友でいたんですけど。」

齊「その子はうちと関わってたお陰でって自分(友達)も言うんですけど、うちは結構朗らかな家だったのでうちに遊びに来る事によって」

齊「うちの親が私に対してどういう行動をしていたかっていうのを見ていて、「私は自分の子供に対してこうしたい」って言っていたんですよ。」

矢「成る程、成る程。すっげえ!すげー、そうか。面白い!」

齊「成る程なーと思って。」

榎「今ね、凄い私もきましたよ結構。」

矢「きましたね。」

榎「成ぁる程ねーって感じ。結局、血筋とか、まあ環境は環境なんでしょうけど。

榎「「親がそうだったからこの子も成る」んじゃなくて、「この子」に適切な行動レパートリーを外部から与えれば、出来るように成るんですよ。」

矢「そうですね。成る程〜。」

塚「私が子供の頃、やっぱり今で言う…親父が凄い頑固な親父で、正直普通じゃ有り得ない位な感じだったんですけど。

塚「自分が子供ができたらそんな事しないと思ったけど、結局言う事聞かないと、さっきのあれじゃないけど「どうしてだ!」って。」

榎「っていう事ですよね。そのやり方は知ってたりするから。」

矢「うんうんうん。」

塚「結局、叩いたりしちゃってた。でもこれ(行動分析学)を勉強する事によって、ああ違うんだなっていうのが凄く自分の中で。」

榎「そうなんだよね。」

塚「だから、最近はもう手を出す事は、本当になくなりました。」

榎「それでちゃんと、(行動に対して)望ましい好子が出てくると、それが強化されるだろうから、自分の行動レパートリーとして確立できるようになってくる。」

塚「そうなんです。」

榎「成る程ね〜。」

 

続きは動画でどうぞ!