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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

行動を「機能的に捉える」ことを教えてくれた。:臨床行動分析のABC

 

臨床行動分析のABC

臨床行動分析のABC

  • 作者: ユーナスランメロ,ニコラストールネケ,松見淳子,Jonas Ramner¨o,Niklas T¨orneke,武藤崇,米山直樹
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本
  • クリック: 7回
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今日は「臨床行動分析のABC」という本をご紹介。実はABA-LABOの書籍紹介企画で、僕が紹介する本として取り上げました。

 

最後の最後でかみまみた。あと体が動きまくってんな〜。

 

…さておき。

「臨床行動分析のABC」が僕にとってインパクトが大きかったのは、ABC分析というものへの理解を変えてくれたところにあります。ABC分析というと、行動の前後の変化を分析していくわけですが、 単なる分析ツールではなくて、実は分析に関わる人同士のコミュニケーションに役立つツールなんだ、ということに気づいたといいますか。

この本の最大の主張は、行動を機能的に見るということだと思っているのですが、その視点でABC分析を通して行動を見ると、そこには何とも人間らしい人の営みがあることに気づきます。ちょっとドライな感じがしていた行動分析学が、とても身近で親しみやすいものだと思えるようになったんですよね。

んで、ABC分析って、行動分析家が一方的に相手の行動を分析するために使うんじゃなくって、分析を通して行動の主体となっている人の現実を、分析する側・される側の双方が協力しながら理解を深めていくための媒介として働いているんだなぁ、と実感したわけです。これは僕にとっての行動分析学がパラダイムシフトした瞬間かもしれません。

それ以来、ABC分析Loveになってしまった矢野でした。

この本、ちょっとだけ難しめだと思うので、パフォーマンス・マネジメントとかメリットの法則辺りを読み終わった人が、もうちょっと理解を深めたいという場合に読むといいんじゃないかと思います。

おすすめ!

 

臨床行動分析のABC

臨床行動分析のABC

  • 作者: ユーナスランメロ,ニコラストールネケ,松見淳子,Jonas Ramner¨o,Niklas T¨orneke,武藤崇,米山直樹
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本
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