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これ僕.com:行動分析学マニアがおくる行動戦略

意図と行動のギャップから生じる「不自由さ」への挑戦。果たして僕たちに自由はあるのか?

2006年のある日、たった4行の記事からこのブログは始まった。

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photo credit: xJason.Rogersx via photopin cc

僕がブログを書き始めたのは、2006年1月28日。最初の記事がこれ。

明日の自分は、今日よりも良い自分に。

明後日の自分は、明日よりも良い自分に。

少しずつでもいいから、毎日自分カイゼン。

理想のソフトウェア開発者を目指して。

http://blog.koreboku.com/entry/20060128/1138472241

このたった4行の文章から、僕のブログは始まった。当時のブログのタイトルは「今日とは違う明日」でした。以来、書いた記事の数は2231個、書いた日数は1305日らしい。もう何がきっかけで書こうと思ったのかすら、よく覚えてないです。でも、たぶん、この4行に当時の思いを乗っけたんだと思います。

いまはソフトウェア開発者ではないけれど、少しずつ何かを改善していきたいってところは同じかなぁ、なんて思わないでもないですな。

 

ブログは僕にとって結構重要な存在で、思ったことを外に向けて書くという行為を当り前にさせてくれた場所でした。昔の記事を読み返してみると、たった1行しか書いてないものもあります。当時はまだTwitterが始まるかどうかって頃だったので、そんなつぶやきもブログに載せてたんだな〜。

 

そうそう、いまはソフトウェアエンジニアではないのですが、当時から意識していて、いまも意識していることがあります。それは「役に立つこと」なのです。

僕がいたソフトウェア開発業界ってのは、お客様の要望に基いてソフトウェアを作り上げていくのですが、お客様は基本的にソフトウェアの素人です。で、エンジニアが要望を聴きながら、ソフトウェア的に、予算的にできる範囲で提案、合意というプロセスを経ていきます。

で、こいつが結構難しいんです。どれだけ難しいかというと、下記のような画像で揶揄されるくらいですw

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なので、プロとして開発に携わるからには、お客様の役に立つものをつくらにゃ!と思っていたわけです。

 

役に立つことにチャレンジする。それは僕にとってとても楽しいことなんです。同時に辛いことでもあります。

エンジニア時代に最後に携わったプロジェクトは、ストレスでかなり辛かったんですw スケジュールはギリギリっていうか遅れてるし、テストすれば不具合は見つかるし。そのたびにお客様に頭を下げて、色々と調整しないといけないし。

で、そんな辛いことの多いプロジェクトだったのに、いまから振り返ると一番充実していたプロジェクトでもありました。金融機関のシステムだったので制約の多い現場ではあったんですが、それまでに培った評価と信頼をフルに利用して、安全策が取られがちな風土の中で割と自由にチャレンジもさせてもらいましたし、それが結果としてお客様の要望を受け入れられる素地になっていたようにも思います。

いや、まぁ、単に僕の中で美化されているだけで、見る人によっては違う解釈があるのかもですがw

 

とにかく役に立つってのは、僕にとって基本的に楽しいことなんです。だから、何をするにしても役に立てることをやりたい、って考える傾向は今もあります。

コーチングの文脈で表現すれば、それは「自己重要感や貢献のニーズを充足させたい」ということもできるし、行動分析学の文脈で表現すれば、「過去好子を得たことのある行動をやろうとするときに生きがいを感じられる」ということもできますが、まぁ、その辺はどうでもいいですか。

事実として、僕は役に立とうとチャレンジすることが楽しいし、実際に役に立てると嬉しい。

 

それはブログやメルマガを書く時も同じです。なるべくなら、読んだ人の役に立つものであって欲しいと思っています。

特にブログって、TwitterやFacebookと違って「ストック」されるものなので、検索エンジンを通して古い記事に人が来たりするんですね。んだから、役に立つ記事が蓄積されていれば、このネット社会の質の向上に、僅かばかり貢献できるんじゃないかな、って。そんな思いは最近、特に強くなったようにも。

 

役に立つというのは、多くの場合、技術の向上とワンセットです。そして技術とは、訓練と実践によってしか伸びないものです。努力が必要ってことですな。

とはいえ、何も眉間にシワを寄せて頑張るようなものではなくて、自分にとって当り前にできることってのを継続するだけだと思います。継続の結果として、「できることの質」が徐々に高まっていくのだと思います。そして、その分、役に立つこともできる。

 

2006年のある日、このブログは僅か4行の記事と共にスタートしました。なぜ始めたかは、もうよく覚えていません。でも、この4行の記事を書くのに、とてもとても時間がかかったことは覚えています。たった4行書くだけなのに。

いま、僕はその時と同じくらいの時間で、いまこの記事を書いています。継続がこういう違いになって現れてくるのかなと思うと、結構感慨深いものです。最初に書いた4行の記事を、少しは実践できてたってことかな(`・ω・´)